マザークエスト特別授業 「AIと共存する未来」終了しました


開催日:2018年12月16日(日)13:00~16:00

講師:国立情報学研究所 教授 宇野毅明


マザークエストでは、12月16日に国立情報学研究所教授の宇野毅明氏をお迎えして、
特別授業「AIと共存する未来 ~AI時代を幸せに生きる子ども達に、今大事にしたいこと~」を開催しました。

第1部では、宇野先生からAIの現状(できること、できないこと)を教えていただき、未来の仕事がどんな風に変わっていくのか、その時どんな能力が大事になりそうかを考えました。


これからの働き方については、
コミュニケーション能力が今以上に大事になる、
みんなが家で仕事するようになると、雑談が大事な仕事になるのではないか、
AIが雑務をこなしてくれて、空いた時間で好きなことを考えたり、余暇の時間が増えて、ライフワークバランスがよくなると思う、
などのご意見が出ました。

 

第2部では、これからの時代はIT化がより進み社会を変えていくため、情報との付き合い方やデータの見方が大事になるといったお話がありました。例えば、ある病気について検索すると、同じ病気を患った人の情報をたくさん目にします。すると、病気を治す方法が知りたいのに、病気の大変さをより強く認識することになってしまいます。また、履歴からおススメをたどっていくと、興味のある記事がたくさん出てきますよね。便利ではありますが、実は、自分の視野を狭めている可能性もあります。


これから、これまで以上に情報を正しく整理する力が重要になってきそうです。

第2部の後半では、中高生のリアルなスマホ/ネット/情報との付き合い方をご紹介しました。
中高生の参加者もいて、ネットコミュニケーションの中高生あるある話を大人達が熱心に聞き、世代を越えた盛り上がりを見せました。

 

人間はイノベーションを起こせるのに、AIに出来ないのはなぜ?

シンギュラリティーは本当に来るの?

私達のモヤモヤした不安を、宇野先生とリアル中高生がスッキリさせてくれた特別授業でした。

 

今回もありがとうございました!

 

↓ご参加くださった皆様、是非以下のハッシュタグで本日のご感想・ご意見をSNS投稿ください。
#マザクエ