開催日:2019年6月2日(日)10:00~12:00
みなさま、こんにちは。マザークエストです。
マザークエストでは、6月2日に神奈川県の進学校「栄光学園」のカリスマ教師、井本陽久先生(通称イモニイ)をお迎えして、特別授業「思考力の土台って何?〜自分で考えるのがどんどん楽しくなる〜」を開催しました。
最初からグイグイと参加者の方を引きつけていくイモニイ。スライドに映るリアルでナチュラルな中高生男子あるあるの画像が笑えます!
子供達は「ふざけ」「いたずら」「ずる」「脱線」してる時が一番考えているとのこと。 「いいところ」を探すんじゃなくて「今できてること」をそのまま認める。
これが、イモニイがずっと心がけてきたことだそうです。
そうじゃなくて、今出来ていることをそのまま認めてやれば良いんですよ」
というイモニイの言葉がとても印象的でした。
そんなお話を伺いながら見る冒頭の子供達のスライド。
わけもなく塀をのぼってみたり、ぶら下がってみたり、遠足のリュックをお菓子で作ってきたり!雪の日の休み時間ともなれば、はしゃいで上半身裸で走り回ったり。
イモニイの目にうつるおふざけ男子学生たちがまあ、みんなクリエイティブでキラキラして見えること!
子供たちがみんな楽しそうでのびのびしてる!こんな風に過ごさせてあげたいなあと思う一方で、すごい才能だと思って面白がれるけど、やっぱり自分の子となるとその視点をもつのは難しいよねとも。
私は共学校出身ですが、学生の頃見ていた男子も、思い出せば確かに大なり小なりこんなことをしていた気がします。
でも親としての視点では、「うちの子だけが・・・」「ご迷惑をおかけして・・・」「なんでちゃんと出来ないのかしら」と思ってしまいそう。
自分の子供のおふざけを面白がるためには、「これが中高生男子のナチュラルな姿です」という先生のお話がひとつの安心材料でもありました。
その後、4人1チームに分かれて、カプラを使ったゲームです。4人、それぞれに別の角度からの写真を渡されて、協力して同じものを再現するもの。
お互いの写真を見せ合うのはNG。写っているのは複雑な立体で、一枚の写真では作れないようになっています。
お互いに写真からの距離感や見えるものを説明して、協力して組見立てるゲームに、大人だけれど、どのチームも白熱!
「それはこっちじゃないかな」「私の写真には写ってない」「ここにはもう一本あるはず」と声が聞こえてきます。
相手には見えていないものを伝える難しさも体感しました。
カプラにこんな使い方があったとは!これは家でもやってみたいと思いました。
イモニイの考える「頭の良さ」は「視点の多さ」。
同じものを見ても、どれだけたくさんの視点を持てるかが大事。そう言われて見返すと、作ったカプラも、位置や角度、まだまだ見るところがありそうです。「視点を持つと、詳細が見えてくる」という言葉になる程と頷きました。
早く出来たチームと遅かったチームの違いはなんでしょう?
それは「とりあえず作り始めたこと」。やりはじめたから見えてくるもの、わかることがあることを改めて感じました。
笑って熱中して、たくさんのヒントを頂くことができた、あっという間の2時間でした。
井本先生、ご参加の皆様、どうもありがとうございました。
#マザークエスト #イモニイ #思考力
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誤植 (水曜日, 12 6月 2019 23:10)
井本晴久→井本「陽」久
マザークエスト (木曜日, 13 6月 2019 06:42)
ご指摘ありがとうございました。修正いたしました。