出版記念トークイベント第2回、飯嶋帆乃花さん親子インタビュー終了しました

飯嶋家の子育て　これだけは大事にしていたこと

    まず、飯嶋家の子育てについて伺いしました。
「子育てで大事にしてきたことは？」という質問に、「子どもは親の所有物ではない、その子の人生なので、自分で考え行動し、責任をとれる子になって欲しいと思っていた」と即答のゆみさん。
   小さい頃から「あなたはどう思う？」「あなたはどうしたいの？」という質問をして、考えさせる訓練をしていたのだとか。
   もう一つ大事にしていたことが、「挨拶・返事・履き物そろえ」
これだけは徹底していたそうですが、帆乃花さんが言うには「厳しく言われたというよりはご両親が手本を見せてくれて、真似するうちに自然に身についた感じ」だそうです。

小4で単身ベトナムへ 　なぜ送り出せたのか

　小4で一人でベトナムへ行ったと聞くと、親としては卒倒しそうですが、「それまでのいろいろな経験の積み重ねがあったから、子どもに任せて見守るという決断ができた」とゆみさん。
   実は、ある意味ベトナム一人旅よりもドキドキの経験を、この１年前にしていたのです。
  詳しくは、ぜひ動画を見ていただきたいのですが、保育園の頃から親戚の家に1人で泊まりに行ったこと、花まる学習会に通いたいと小1から毎週新幹線で愛知から東京へ通っていたことなど、それまでのさまざまな経験の積み重ねがあって、少しずつ自信をつけていったのです。そんな子どもの様子を見て、お母さんは、子どもの思いを尊重しなくてはと思ったのです。
  すっかり東南アジアの魅力にハマった帆乃花さんは、以後、カンボジア、フィリピン、ラオスなども訪れます。行動することで、さらに先へと進めるようになるのだなと感じました。

 

やりたいことの見つけ方

   帆乃花さんは「とにかく行動すること」と言っていました。逆に「SNSに惑わされない」という指摘もありました。なぜなら、他の人の投稿を見て自己肯定感が下がることもあるから。
　時には、SNSをシャットアウトすることも大事かもしれません。

 

子どもがやりたいことを見つけるために親にできることは？

「何があっても味方だよ」と伝えて、何でも好きなことをやりなさいと見守ってあげることだと、ゆみさん。
 「ぼーっとする時間があれば何か好きなことはきっとあるはず」、ともおっしゃっていました。中曽根が本でお伝えしていることと同じですね。

 

　この他、カンボジアが好きな理由、アメリカやイギリスでホームステイした際に感じたこと、困っている人のために働きたいと思うようになったきっかけ、高校で留学しようと決めた理由、スイスでの高校生活について、などいろいろなお話を伺いました。

 

　お話をお伺いして、お母様の心の広さと言いますか、「自分の好きにやってみなさい」という覚悟の深さに感銘を受けました。そして、それが帆乃花さんの行動力につながっていることも強く感じました。やはり「かわいい子には旅をさせよ」と信じて送り出すことが人を成長させるのですね。この夏は、我が子にも冒険を楽しんでもらいたいなと思います。

　やはり実際にやりたいことに突き進んでいるお子さんとご家族のお話はとても参考になるなと思いました。ご家族のお話をいろいろと聞かせてくれた飯嶋帆乃花さんとゆみさん、どうもありがとうございました。
　ご参加くださった皆さまもありがとうございました！
　こちらの親子インタビューは、全3回を予定しております。

 

最終回は、

小学生でケミストリークエストを開発し起業した米山惟斗さん・親子インタビュー　

日時：8月6日(金) 19:30-21:00

米山惟斗さんについてはこちらの記事をご覧ください。

こちらのイベント視聴は、『成功する子はやりたいことを見つけている　子どもの探究力の育て方』を購入してくださった方限定となります。
ご興味のある方はぜひ本をご購入の上、下記よりお申し込みくださいね。これからご購入くださった方にも第1回、第2回のインタビューをアーカイブでご覧いただけます。