子どもたちへオンラインで新時代の学びを届ける「SOZOW」を運営するGo Visions株式会社 代表の小助川氏とマザークエスト代表の中曽根陽子、多くの親子を見てきた二人が「令和時代に求められる力」や「教育・受験の新たな常識」について、「好奇心と非認知能力」をキーワードに、それぞれの経験や知見からお話ししました。
当日は事前にいただいた質問を大きく3つのテーマに分類して、お話ししました。たくさんのご質問をいただき、関心の高さが伺えました。
1)令和時代に求められる力
小助川さんも中曽根も、これまで「指示されたことをきちんとやる」ことが求められてきたけれど、10年前くらいから「自分で判断して動く」主体性が求められるようになってきていると声を揃えていました。また、インターネットの普及により知識は検索すればすぐに手に入る時代になり、知識よりも非認知能力(好奇心、コミュニケーション力、創造力、協調性など)と言われる力が重要と言われるようになっているそうです。
2)これまでの教育・受験の常識は非常識になる?
このような社会の変化に伴い、教育も受験も変わってきています。2020年から教育改革が始まっていますし、大学入試では推薦入試やAO入試の割合が私立では56%まで上がっているそうです!また内容も知識を問う問題から、答えに至るプロセスを問う問題にと変わっています。
「AOを狙うのは狭き門だからリスクが高い」と耳にしますが、これからはAOが一般的で「一般入試は狭き門」となっていくのかもしれません。
3)好奇心と非認知能力を育むための関わり方とは?
中曽根陽子からは「焦らない、決めつけない、コントロールしない」子育てをお勧めしました。詳しくは『成功する子はやりたいことを見つけている』をお読みください。
また、小助川さんからは「ひまな時に子どもがやっていることが好きなことや興味があることなので、よく観察してあげてほしい」とのアドバイスがありました。
講演の後に質疑応答がありました。偏差値だけじゃない学校選びについて、塾に通いながらも余白の時間を作るためにはどうしたらいいか、農業や大工に興味がある子どもにどうアドバイスをしたらいいか、などたくさんのご質問をいただきました。
最後に小助川さんから「今日お話ししたことが正解ではない。今日の話を参考にして、我が家の正解を見つけて欲しい」とのメッセージがあり、中曽根からも「それが子育てこそが探究ということ」とお伝えしました。
たくさんの方にご参加いただき、またアーカイブでもご視聴いただきました。ありがとうございました。
SOZOWについては、こちらから。
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