マザークエスト代表中曽根陽子がClubhouseでのおしゃべりを月2回開催しています。
1つは、第2火曜11:30からの「マザークエストカフェ」。中曽根陽子とマザークエストスタッフまりこが子育てあるあるなお悩みについて話します。
もう1つは第3土曜の「世界の果てまで探Q」。メルボルン在住子育て笑顔クリエーターのRipさん、子育て真っ最中のSayaさんと中曽根陽子の3人で、自分らしく幸せに生きる力が育つ子育てや教育について探究するルームです。
「世界の果てまで探Q#5」は「振り返る力 EQとやる気スイッチUPの言葉がけ」をテーマに2022年2月19日に配信しました。
いろいろな体験を通して子どもたちは成長していくのですが、それは特別な体験をしたときだけでなく、日々の小さな出来事も成長の機会です。でも、その出来事を成長の機会にするためには、子ども自身が「振り返る」ことが大事なんですよね。
うまくいったことでも、失敗したことでも、なぜそれがうまくいったのか。反対にどこがダメだったのか、振り返りを行うことで客観的にものごとを捉えて、次の行動をよりよくしていくことが可能になります。
Ripさんのお子さんはスイミングを習っているのですが、いつもお子さんがどこが良かったか、どうすればもっと良くなるかを振り返りしているというお話をしてくれました。
次に、挑戦したいのにうまくできなくて、嫌になっちゃったときに親はどんな対応ができるかという話になりました。今回、中曽根がスキー場に来ていて、ちょうど5歳の孫が初めてのスキーに挑戦していたので、そのことを話題にしました。
本人は事前にYouTubeでイメトレもしていて、スキー場に行ったらリフトに乗れると楽しみにしていました。当然いきなりリフトに乗せるわけにはいかないので、練習用のゲレンデで歩く練習から始めたのですが、最初からうまく滑れるはずはなく、途中で嫌になってしまったのです。
やりたいけれど、うまくいかないから嫌になっちゃってる子どもに、どうしたらやる気にさせられるのか・・・。
考え方としては、スモールステップを踏む。できているところを伝える。この練習ゲレンデであと5回滑れたら、リフト乗れるよと目標を持たせる。今回は無理だったら、無理強いはしないで、次の機会を待つ・・・などなど、いろいろなアイデアが出てきました。
さて、そんなお話をしてからルームを閉じてゲレンデに戻ると、なんと孫はパパと一緒にリフトに乗って、何回も転びながらも、最後まで降りてくることができたのです。
途中で嫌になって寝そべっていた時間もあったようですが、「じっとしていも何も始まらない」と自分で起き上がり、なんとか最後まで滑りきったのだそうです。
このセリフは、大好きなウルトラマンのセリフらしいのですが、自分がやりたいと言ってリフトに乗ったのだから、自分で降りてくるしかないと思ったのでしょう。
やっぱり、自分の中から出てくるやる気に勝るものはありませんね。
そして、宿に帰ってから、今日の感想を聞いたら、「じっとしていも何も始まらないから頑張った。お尻を後ろに引くと転んじゃうから、足に力を入れて八の字にしたらいいんだよ」って言ってました。
ちゃんと振り返ってるじゃん。
子どもってすごいなあと改めて思った瞬間でした。
そして、子どものやりたい!という気持ちを尊重して、リフトに乗せ、横を走って降りてきたパパも偉かったなと思いました。
Ripさん、Sayaさん、スピーカーに上がってくださった方々、聴いてくださった方々、ありがとうございました。
次回マザークエストカフェ#10は、2022年2月8日(火)11:30~12:30、「イヤと言えない我が子にどう対応する?」をテーマにお話しします。
世界の果てまで探Q#5は、2022年2月19日(土)12:30~13:30、「振り返る力 EQとやる気スイッチUPの言葉がけ」をテーマにお話しします。
ご興味のある方は、Clubhouseで「子育て教育探Qチャンネル」を検索するか、下記リンクより、"Join"ボタンをクリックしていただくと、ルームが始まると通知が送られます。来月もお楽しみに♪
https://www.clubhouse.com/club/子育て教育探qチャンネル
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